ベトナムの首都ハノイのノイバイ国際空港にある「SONG HONG(ソンホン)ビジネスラウンジ」のレビューをお届けします。
ハノイ・ノイバイ空港でプライオリティ・パスやダイナースクラブ、Lounge Keyで入れるラウンジを探している人は是非こちらの記事でチェックしてください。
SONG HONGビジネスラウンジは食事と飲み物の品揃えも良く、シャワーなど必要十分な設備がそろっている優良ラウンジでした。
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ノイバイ国際空港にある3つのラウンジ
ハノイ・ノイバイ空港の国際線ターミナルには3つのラウンジがあります。
- SONG HONGビジネスラウンジ
- NIAビジネスラウンジ
- ベトナム航空 ロータスラウンジ
3つあるラウンジの中でプライオリティ・パスやダイナースクラブ、LOUNGE Keyで利用できるのは今回ご紹介するSONG HONG(ソンホン)ビジネスラウンジだけです。
後の2つはビジネスクラス利用者や航空会社の上級会員が利用できるラウンジになります。
ANAもJALもノイバイ国際空港に自社ラウンジを設置していないため、
ANAはNIAビジネスラウンジ、
JALはNIAビジネスラウンジとSONG HONGビジネスラウンジの両方、
をそれぞれ指定ラウンジとしています。
JALは2つのラウンジからどちらか一方を選んで利用できますが、ラウンジ入室の受付時にラウンジインビテーションを回収されるので1回の搭乗で両方のラウンジを利用することは出来ません。
私はNIAビジネスラウンジとSONG HONGビジネスラウンジの両方を利用したことがありますがNIAビジネスラウンジのほうが広くておすすめです。
NIAビジネスラウンジのレビュー記事です。JALを利用する際のラウンジ選びの参考にしてください。
プライオリティパスとダイナースで利用できるSONG HONGビジネスラウンジ基本情報
今回レビューするSONG HONGビジネスラウンジは、プライオリティ・パスやダイナースクラブ、LOUNGE Keyなどで利用できる他に、JALやキャセイパシフィック、アシアナ航空、ベトジェットエアの指定ラウンジとなっています。
写真の案内板は、向かって右端がSONG HONGビジネスラウンジのもので、真ん中と左端は同じエスカレーターを上がった先にあるベトナム航空ロータスラウンジのものです。
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SONG HONGビジネスラウンジの場所
SONG HONGビジネスラウンジは保安検査を通過したあと右手に進み、ゲート28付近にあるエスカレーターで4階に上がったところにあります。
出国審査を出て左手にNIAビジネスラウンジ、右手にSONG HONGビジネスラウンジとベトナム航空ロータスラウンジがある位置関係です。
SONG HONGビジネスラウンジを利用する場合は、空港の入り口から向かって右側の出発口から出国審査に向かうと最短でアクセスできます。
ノイバイ国際空港の保安検査ではビジネスクラス搭乗者の優先がありますが、専用の優先レーンがあるわけでは無いためちょっと分かり難いので簡単に解説しておきます。
列の先頭、検査官にパスポートを見せるところの横に小さな案内板(確かBusiness class passengerとか書いてあったと思う)があるので、そこでボーディングパスにある「PRIORITY」を検査官に見せると割り込ませてくれます。
長蛇の列を横目にズバーーーッと割り込むのでやや気まずい雰囲気を感じますが、かなりの時間短縮になるのでボーディングパスにPRIORITYとあったら必ず利用することをおすすめします。
SONG HONGビジネスラウンジの営業時間と利用条件
営業時間 | 午前6時~午前2時 |
利用条件 | ・プライオリティパス、ダイナースクラブ、ラウンジKeyなどで利用可能 ・最長3時間まで滞在可能 ・5歳未満のお子様は入室無料 |
プライオリティパスとダイナースクラブのWebページを見るとラウンジ利用時間は最長3時間までと記載されていますが、受付では特に何も言われませんでした。
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SONG HONGビジネスラウンジの設備とサービス
ラウンジに求める必要なものは揃っています。
- 軽食・飲み物
- アルコール飲料
- 新聞・雑誌
- 電話・FAX
- テレビ
- インターネット
- WIFI
- シャワー
- 荷物置き
- 靴磨きサービス
- 喫煙室
食事と飲み物、アルコール飲料、WIFI、シャワー、があれば空港ラウンジとしては十分満足できますね。
SONG HONGビジネスラウンジレビュー
さてここからは、SONG HONGビジネスラウンジへの行き方とラウンジ内の様子をご紹介します。
ラウンジまでのアクセス
出国審査を終えて保安検査を抜けたら右手に進んで28ゲート付近まで移動します。
ノイバイ国際空港の出発ロビーは横に長く一本道で広がる構造なのでとても分かりやすく迷うことはありません。
2つある出発口のどちらから入っても右手に進めば28ゲート付近にたどり着けます。
ゲート28付近にあるエスカレーターでラウンジがある4階に上がりましょう。
エスカレーターを上がると直ぐ目の前にSONG HONGビジネスラウンジの入り口があります。
その奥に見えるのはベトナム航空のロータスラウンジの入り口です。
入り口のカウンターで受付を済ませて入室します。今回私はダイナースクラブカードを提示して入りました。
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ラウンジ内の様子
下の写真がラウンジの入り口から見た全景で、これでほぼ全てです。
天井が高く、外光が良く取り込まれた明るい室内にブルーとホワイトを基調とした内装と観葉植物が映える綺麗なラウンジです。
ラウンジ内は食器が触れ合う音が聞こえるくらい静かなので、出発ロビーの喧騒から離れてリラックスできる空間になっています。
特に狭いというわけではありませんが、NIAビジネスラウンジに比べると半分くらいの広さなので、その点は少し残念かも。
入り口の右手にはパソコンが設置されたビジネススペースがあります。
このようなビジネススペースはラウンジにつきものですが、スマートデバイスが普及した昨今では利用する人はどれくらいいるのでしょうか?
代わりに座席を増やしたほうがスペースの有効活用になるのではないかと思ってしまいます(^ ^;)
滑走路側の端からラウンジ全体を見渡すとこんな感じです。
私が利用した14:00ころは利用者が多かったので、眺めが良かったり、落ち着けそうな座席は空いていませんでした。
ラウンジからは駐機している飛行機や離着陸の様子がバッチリ見えます!
目の前にベトナム航空のA350が駐機していました。カッコいいですね!!
シャワー室
シャワー室はトイレ内に設置されており、空いていれば自由に使えるシステムです。綺麗に清掃されていて躊躇なく使えるレベルの清潔感でした。
タオルとボディソープ、シャンプー、コンディショナーが備え付けられているので、何も用意しなくてもシャワーを浴びられます。
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軽食と飲み物
ラウンジのお楽しみはやっぱり食事ですよね!
どんな料理があるのか?
ラウンジの一番奥にあるダイニングスペースをチェックしていきましょう。
ダイニングスペースのカウンターの手前に温かい食べ物、その裏手に野菜やオードブルなどが並んでいます。
カウンターの一番手前にはセルフで作るフォーがあります。
温かい料理は5つのウォーマーで提供されており、パスタや煮込み料理、ご飯類もあるのでしっかりと食事がしたい人も満足できる品揃えです。
スタッフがまめに補充をしているので空っぽになっている料理はありませんでした。
パンにハム、チーズ、サラダなどがあるのでサンドイッチにして食べるのも良さそうです。
日本人に嬉しいお寿司もありました。
代表的なベトナム料理のひとつである春巻きは「生」と「揚げ」の両方が楽しめます。私はどちらも好きですが、どちらかを選ばなければならないなら「揚げ」派です(^ ^)
フルーツとデザートは別のテーブルに円形に並べられていました。ドラゴンフルーツやパッションフルーツなど南国らしいフルーツが食べられます。
ドリンク類は、ビール、ワイン、ウイスキー、ソフトドリンク、フルーツジュース、デトックスウォーター、コーヒーなど、ラウンジで良く目にする品揃えですね。
私はハムとチーズをおつまみにビールをいただきました。
せっかくのラウンジ訪問でしたが、あまりお腹が空いていなかったのと、ビジネスクラスでの機内食が控えていることもあり、軽くのどを潤す程度にしておきました。
SONG HONGビジネスラウンジのクイックツアー動画
ラウンジ内をぐるっと一周するクイックツアー動画を撮影してきましたので、よろしければこちらもご覧ください。
慣れない動画撮影のため手振れブレブレで大変お見苦しいかも知れませんが、ラウンジ内の様子が少しは伝わるかと思います(^ ^;)
プライオリティ・パスとダイナースで使える優良ラウンジ
ハノイのノイバイ国際空港にある「SONG HONG(ソンホン)ビジネスラウンジ」をご紹介しました。
明るくて綺麗なリラックス空間に品揃えの良い食事と飲み物が揃い、WIFIやシャワーなどの設備も申し分なし。プライオリティパスやダイナースで利用できるラウンジとしては十分に満足できる優良なラウンジでした。
これからハノイ・ノイバイ国際空港を利用する予定がある人は、そのためにプライオリティパスを用意しても損はないと思います。
プライオリティパスを持っていれば、世界148か国、600を超える都市にある1,300か所以上の空港ラウンジを利用できます。
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